こんにちは。
もちくすです。
キャンプの楽しみの一つに野外でコーヒーを楽しむというのがあります。
自然の中でゆったりと味わうコーヒーは格別です。
キャンプでコーヒーを飲むことに、こだわりを持たれている方も多いかと思います。
ただ私は野外でコーヒーをゆっくり飲むのは大好きなのですが、今までそこまで深いこだわりは持ってなく普通にお湯を沸かしてインスタントコーヒーを飲んでいる程度でした。
正直、インスタントでも十分美味いし何より手軽に楽しめるのでそれで十分満足していました。
しかし最近せっかくコーヒーを飲むのだったらもう少しこだわって、豆から飲みたいと思い今回ワイルドコーヒーに挑戦してみました。
結論から言うと中々美味しくコーヒーを楽しむことができたので、紹介したいと思います。
ワイルドコーヒー(フィールドコーヒー)とは
通常コーヒーはドリップして抽出しますが、ワイルドコーヒーやフィールドコーヒーと呼ばれるものはコーヒーの粉を直接煮立たせて抽出する飲み方で、主に北欧の方で楽しまれている飲み方になります。
今回私がこの飲み方に行きついたのは、できれば普段使っているクッカーだけでコーヒーを入れたかったという理由からです。
豆を挽くミルや、ドリップするためのケトル、はたまたペーパーフィルターなど通常ドリップしてコーヒーを飲むためには中々に道具が必要になります。
対してワイルドコーヒーは豆とお湯を沸かすことができる入れ物さえあれば、豆から入れるコーヒーを楽しむことができるんです。
持っていく道具が少ない分、コーヒーを入れる手間は少々かかりますがそんなの全然問題なし!
むしろその手間すら楽しいに違いない。
実際にキャンプでワイルドコーヒーを入れてみた
今回用意したコーヒー豆はUCCの「ROAST MASTER マンデリンG-1ブレンド」です。
【マンデリンG-1ブレンド】
苦味:★★★☆☆
酸味:★★☆☆☆
コク:★★★★☆
特にこだわりがあってこの豆を選んだわけではありません。
たまたま近所のスーパーにあって、値段も150g 500円程度とお手頃だったからです(笑)
さて、この豆を挽かなければならないのですが当然ミルなんてありません。
ではどうするのか?
木の棒で叩き潰します(笑)
そこらへんで拾ってきた木の棒の皮を適当に剥いで「すりこぎ」を作りました。
豆の量も適当です。
本来はしっかり豆と水の量を測るのでしょうが、ここはオシャレなカフェではなく山の中なので思うがままにやっていきます。
要はフィーリングなのです。
ということで飯盒に適当に豆を入れ、先ほどのすりこぎでひたすらガシガシ潰します。
10分位ひたすらガシガシ潰しましたがまだまだ超粗挽きです。
もう少し潰した方がいいかなとも思いましたが、早く飲みたかったのでこの辺で終了。
ここの挽き具合でも味は変わってくると思いますが、今回はこれで淹れてみます。
水の量も当然のように適当(笑)
後は焚き火にかけじっくり煮出します。
焚き火もせっかくなのでライターやマッチを使わず、ファイヤースターターで火をおこしました。
この辺は味には影響しませんが、気分が上がるので(笑)
とりあえず沸騰するまで火にかけて、後は10分ほど火から離して煮出してみました。
その後、火から降ろして豆が沈殿するまで放置。
後は上澄みをそっとカップに移して完成です!
しかし・・・・、なかなか苦そうだな・・・。
ワイルドコーヒーの味は?
さてそのお味はいかに?
見た目はかなり濃く煮詰まった感じで、如何にも苦そうですが・・・。
・・・ゴクリ(恐る恐る
ん?
う、美味い!!
思ったより全然苦みがありません。
超絶粗挽きだったせいなのか判りませんが、見た目に反してすごく飲みやすいです。
そのくせしっかりコクがあって、香ばしいです。
ネットで見たところドリップ用のコーヒー豆を煮出したら苦みと雑味がひどくて飲めたもんではないとのことでしたが、全然そんなことはありませんでした。
好みの問題もあるかとは思いますが、私はかなり好きな味です。
繊細な味ではありませんが、ワイルド(野生の)コーヒーに相応しい強く優しい味でした。
うーん。今まで飲んでたインスタントは何だったのか。
フィールドコーヒーの代名詞 レンメルコーヒー
今回はたまたま目についたUCCのコーヒー豆で試しましたが、アウトドアファンに人気のレンメルコーヒーというスウェーデンの煮出しコーヒーがあります。
正直このレンメルコーヒーを見つけてワイルドコーヒーをやりたくなったと言っても過言ではありません。
コーヒーはもちろんですが、レンメルコーヒーのコーヒーに込められたアウトドアへのスピリットが私の心にビンビンに響いてずっぽりハマりました。
こんなんもうタマランでしょ!
ヤカンは要らないと思っているタチなんですが、レンメルコーヒーのヤカンだけは欲しいなぁ。
これでコーヒー飲んだら間違いなく魂が喜びます。
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まとめ
今回はドリップ用のコーヒー豆を使ってワイルドコーヒーを作ってみましたが、煮出し専用のコーヒーでなくても全然美味しくいただくことができました。
特別な道具も必要なく普段のクッカーと焚火さえあれば、美味しいコーヒーを楽しむことができます。
ワイルドコーヒーはオシャレで上品な飲み方ではありませんが、決して喫茶店では味わえないアウトドアならではのコーヒーを楽しむことができると思います。
ぜひフィールドに出て、ワイルドで優しいコーヒーを味わってみてください。
それでは!
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