こんにちは。
もちくすです。
皆さん!バックパックキャンプ楽しんでいますか?
これからの季節は比較的荷物も少なくて済むのでバックパックキャンプをするには良い時期になってきました。
バックパックキャンプでは容量が限定されるので、パッキングの工夫が必要になってきます。
そうなってくると必然的にバックパックに荷物を外付けするという方法を取ることになりますが、外付けするときにこういったスーツケースベルトが非常に重宝します。
特にサイバトロンのようなモールシステムを搭載したバックパックに外付けするには必須ともいえるアイテムです。
荷物を外付けしたりコンプレッションしたりと便利なスーツケースベルトですが、実はパラコードと枯れ枝を使って同等品を超絶簡単に作ることができるんです。
いや、同等品どころか使い方によってはそれ以上の便利な使い方もできちゃいます。
今回はそんなパラコードと枯れ枝で作るロープテンションシステムの使い方と作り方を紹介します。
ロープテンションシステム
ロープテンションシステムと言うからには複雑なものを想像してしまいがちですが、構造は非常に簡単です。
はい。ドン。
ほら。
びっくりするくらい単純でしょ?
ところがこいつは有能すぎてビビりますよ?
まずは作り方からどうぞ。
ロープテンションシステムの作り方
材料はパラコードと拾ってきた枯れ枝です。
枯れ枝は、太さ大体1cm程度以上あれば良いと思います。
多少強度が必要なので細すぎるものや、朽ちてしまっているものはNGです。
まさか無いとは思いますが、生木を折ってくるとか絶対やめてくださいね。
あくまでも落ちている枯れ枝を使いましょう。
4~5cm程度の長さに切って真ん中にパラコードが通る穴を開けていきます。
キリを使えば簡単にできますが、現地で作ることを想定して普段キャンプで使う道具で作ろうと思います。
モーラナイフガーバーグで形を整え、先端である程度穴を荒くほじります。
次にレザーマンのナイフで穴を貫通させ、最後はレザーマンのパッケージオープナーで穴を大きく整えました。
ま、当たり前ですが大した苦労もなく、穴を開けることができました。
これならキャンプ場で作るときも苦労することはなさそうです。
マルチツールは色々応用が利くのでキャンプに1本あると凄い便利ですよ!
個人的にレザーマンをおすすめしますが、プライヤーが不要ならば定番のビクトリノックスも良いですね!これならキリもついてるし。
あとは、1m程度に切ったパラコードを通して、片側を5cm程度のもやい結びとかで輪っかにして、もう片方に抜け止めを作るだけです。
パラコードはタフグリッド使ってます。
このタフグリッドは非常に耐久性が高く、おススメのパラコードです。
製作の所要時間たったの5分です(笑)
ロープテンションシステムの使い方
使い方は、端末の輪っかにトグルを通して引っ張るだけで、ロープにテンションが掛かりそのままロックされます。
テンションが弱いとロープはちゃんとロックされないので、しっかりテンションをかけてやることが大切です。
使い方の説明はこれだけです。
スーツケースベルトとの違いは、スーツケースベルトのバックルが通らないようなときでも、ロープなので問題なく通すことができます。
また巻きつけることができるので、斧に巻き付けてバックパックに結ぶなんてことも簡単です。
でもそれだけじゃないんです。
本題はここからですよ。
ロープテンションシステムの応用
このシステム凄さは、ロープにテンションをかけてそのまま即座にロックできるところにあります。
ロープワークにはロープにテンションをかけることができる、自在結びやトラッカーズヒッチがありますが、これがあればそんなの知らなくても同じことができます。
例えば、トラッカーズヒッチはこのようにリッジラインの途中に輪っかを作りそこにロープを通してテンションをかけますが、このシステムを使えば輪っかにトグルを引っかけて引っ張るだけで同じことができます。
おまけに最後の留め結びをしなくても、自動的にロックまでしてくれます。
こんな感じで結ばなくてもロックしてくれます。
つまり、ロープにテンションをかける場所すべてにこのシステムは使えるんです。
例えばハンモックのリッジラインを張るときとか、タープ設営でポールを立てたりとか、ペグにロープを固定するときもすべてこれでまかなえます。
あとは、薪拾いで拾った薪を運ぶ時も、これを2本使えばこのように簡単に運ぶことができます。
本当にこの子、有能です!
おまけに作るのは超簡単なので、パラコードさえ持っておけば即席で作れるんです。
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まとめ
枯れ枝に穴を開けパラコードを通しただけの単純なものですが、その使い方はかなり多岐にわたり工夫次第でいろんな場所に応用できます。
作るのもとても簡単なので、キャンプ場で急に使いたくなった時でもパラコードさえあれば簡単に作れます。
こういったシステムやロープワークはキャンプだけでなく、イザと言う時に役に立ったりするので覚えておいて損はないかと思います。
機会があればぜひ試してみてください。
それでは!!
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