こんにちは。
もちくすです。
いよいよ消費税も10%になりますね。
だからというわけではありませんが、この機会に買い足したいと思っていたアイテムを何点か購入しました。
その中の一つが今回紹介しようと思う「TOUGH-GRID」です。
タフグリップでもポリグリップでもありません。念のため。
このタフグリッドはパラコードなんですが何とMIL-SPEC(ミル規格)をクリアしたパラコードなんです。
MIL-SPEC(ミル規格)とは
米国国防総省標準仕様書で定められた、アメリカ軍が調達する物資に設けられた規格です。
非常に耐久性を重視しており極地での使用をも想定した規格になっています。
もうこれだけで男心をくすぐりませんか?
「アメリカ軍規格」「極地使用」・・・いや、男心というよりは厨二心か。
とにかくそんなスゲー規格をクリアしたパラコードが「タフグリッド」なんです。
「TOUGH-GRID」(タフグリッド)とは
通常のパラコードは2本のナイロン糸をより合わせ7本束にしたものですが、このタフグリッドは3本の糸をより合わせたものを11本束にしています。
そのため、通常のパラコードの耐荷重が550ポンド(250kg)に対して750ポンド(340kg)と非常に強靭です。
また、耐摩耗性や耐UV性能も備えています。
前述のミルスペック「Type Ⅳ Mil-C-5040-H」をクリアしています。
いやー。まじ熱い!!
実際に手持ちのパラコードと比べてみた
まず、最初にタフグリッドを手に持った瞬間から手触りが違います。
非常にしなやかですがコシがありしっかり中も詰まった感じがします。
今までのパラコードはこれに比べるとへなへなで全くコシが感じられません。
見た目もタフグリッド(オレンジ)は断面が円形ですが、手持ちのパラコード(グレー)は扁平しています。
手持ちのパラコードは7芯で耐荷重が550ポンド(250kg)です。
しかも一応ミルスペックを満たしたもののハズなんですがその違いは一目瞭然です。
また、今までのパラコードは外皮と中のロープが滑る感覚があるのですがこちらの方はそういうのがほとんど感じませんでした。
そのせいか「よれ」が殆ど生じず絡みにくいのでロープワークもとてもやり易いです。
パラコードを何度も使用していたら「よれ」のせいで外皮が裂けてこんなことになるんですが「タフグリッド」は大丈夫そうです。
試しにもやい結びをしてみましたがしっかり締めることができ、非常に気持ちよくロープワークができました。
そのくせ、ロープ自体の中身が詰まっているので思いっきり締めても比較的簡単にほどくことができました。
また、耐摩耗性ですがパラコード同士を100回ほどこすり合わせてみましたが、手持ちのパラコードは外皮が痛んで溶けましたが、タフグリッドはわずかに擦れた程度でした。
これは耐摩耗性もかなり期待できそうです。
また、カラーも8色展開ありどの色も渋めでカッコいいです。
今回どの色を買おうか迷いましたが、夜中でも比較的視認性が良いオレンジを選んでみました。
個人的には非常に満足できた買い物でした。
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まとめ
正直 キャンプに使用する程度ならここまでスペックが高いパラコードは必要ないとおもいます。
ただ、ストレスなく使用することができ耐久性も非常に高いので1本持っておくと重宝しますね。
価格だけ見たら他のパラコードに比べて高価ですが、安心して長く使用できるので逆にコストパフォーマンスは良いような気がします。
メインロープはこれを使用して、切って使い捨てるようなところは安いパラコードを使うようなのが正解ですかね。
一度触ってみるとびっくりする位しなやかで驚きますよ!
なんせアメリカ軍お墨付きですからね(笑)
価格も15mで1,458円なので試してみる価値は十分あると思います。
ぜひ一度お試しあれ!
タープの設営にパラコードは必須です。
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