あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは キャンプに出かけたと思ったら いつのまにか部屋にいた』
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…
・・・・・。
こんにちは。
もちくすです。
上の文章は、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」でポルナレフが言ったセリフをパロったものですが、それだけ衝撃的でした。
なにが?
そう、サーマレストのトレッカーチェアが!!
はっきり言って、私の今年の「2021ベストバイ」はこれで決まったかもしれないと言っていいほど気に入ってしまいました。
もうね。グダグダ書いてもしょうがないからサクッと紹介していくぜ。
サーマレスト トレッカーチェア
トレッカーチェアは一言で言ってしまえば座椅子です。
ただしこれ単体では使うことができません。
これを手持ちのスリーピングマットと組み合わせることで、スリーピングマットが座椅子として使えるようになるキットなのです。
なーんだ、椅子じゃないのかと思ったあなた!
甘い。甘すぎるぜ。
これは座椅子を新たに持っていくのではなく、普段持っているアイテムを座椅子に変身させるアイテムなのです!
お座敷スタイルでのキャンプで座椅子は最強といって良いくらい快適なのですが、なんせ収納してもかさ張るのが玉にキズ。
バックパックキャンプではもっていくことは不可能です。
その点、このトレッカーチェアはスリーピングマットを座椅子にしてしまうので荷物をほとんど増やすことなく、座椅子の快適さを手に入れることができるのです。
トレッカーチェアの重さを計ってみると310gでした。
つまり310gでキャンプに座椅子を持っていけるんですよ!奥さん!
コイツのおかげで荷物を持たないバックパックキャンプでも、ただただひたすら怠惰を貪ることができるのです!
この勇姿を見よ!!
もはや涅槃のごとき境地へと旅立っております。
冗談抜きで気持ち良すぎて、このまま1時間ほど眠ってしまってました。
トレッカーチェアの使い方
トレッカーチェアは手持ちのスリーピングマットと組み合わせて使用します。
残念ながらスリーピングマットはなんでも使用できるわけでありません。
今回購入した20インチモデルは幅51cmのスリーピングマットに使用できます。
他にラインナップは25インチモデルがあります。
こちらは、幅63cmのスリーピングマットに対応しています。
今回は同じサーマレストのZライトソルを使って組み立ててみます。
トレッカーチェアにはとサーマレストのロゴがあり、こちらが背中側になるようにスリーピングマットをセットします。
座面はスリーピングマットを二重にしてセットします。
もちろん二重にしなくても問題ありませんが二重にした方が座りが良いです。
スリーピングマットをセットしたら、後はバックルを取り付けるだけで完成です。
座ってみると、自重で背もたれをサポートする形状で意外と安定しています。
角度は横のベルトを調整すれば、かなり深くまでもたれることができます。
見た目は頼りないですが、トレッカーチェアの横にはグラスファイバーが入っていて思った以上にしっかりしています。
色々なスリーピングマットが使用できる
Zライトソルで試しましたが、せっかくなので先日購入したNEMOのスリーピングマットを試してみました。
こちらのマットも幅51cmなので、問題なくトレッカーチェアを装着できます。
同じように組み立てて座ってみました。
んん?
これは非常に良い感じです。
先ほどのZライトソルより明らかに座り心地がいい。
トレッカーチェアはエアマットとの相性の方が圧倒的に良い感じですね。
NEMOのZORは厚みが2.5cmですが、これがもっと厚くなれば更に座り心地は良さそうです。
テントでのお座敷スタイルに最適
ソロ用テントでお座敷くつろぎたいとき、トレッカーチェアがあればかなりゆったり過ごせます。
単に背もたれがあるだけでこれだけゆったり過ごせるとは・・・。
寝転んで半身だけ起こして、本を読むとか・・・最高すぎかよ!
座椅子からスリーピングマットへも簡単に戻せるので、眠る直前まで座椅子でくつろいで、眠るときはそのままバックルを外して倒してしまいマットとして使用できるのもポイントが高いです。
当然、眠るスペースさえあれば使えるのでどんなテントでも使用可能なのも良いですね。
気になるところ
収納寸法が意外と大きい(長い)
収納寸法は実測で約450×Φ60mm位です。
トレッカーチェアにはグラスファイバーのフレームが入っているのでどうしても、収納形状が細長くなってしまいます。
私が普段キャンプに使っているサイバトロンのバックパックでは結構ギリギリです。
キャンプだとバックパックに外付けしてしまった方が良いかもしれません。
火に弱い
材質はナイロンで薄いので、火の粉が当たれば一瞬で穴があきそうです。
焚き火の前では使用せず、テント内での使用に留めておいた方が良さそうです。
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まとめ
限られた荷物でのバックパックソロキャンプでこれだけゆったりと過ごせると思いませんでした。
冒頭で「キャンプに出かけたら部屋だった」と書きましたが、まんざら大げさでもなく本当に部屋で座椅子に座っているような感覚になりましたよ。
アマゾンのレビューでも「これはもうソファーだ」といったものがあるくらい、くつろげます。
発売されてからすでに数年経っていますが、もっと早く買っておけばよかった。
ただ、途中でも書きましたがクローズドセルのマットでも使えますが、エアマットの方が段違いに座り心地が良いので合わせてエアマットも検討することをおススメします。
それでは!
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