もちくすブログ ーお外で遊ぼうー

大人になれないオジサンの雑記帳。キャンプメインで、ハイキング、釣り、バイクなど奥様に怯えながら外で遊んでいます。

【初心者向け】焚き火講座

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こんにちは。

もちくすです。

 

キャンプと言えば焚き火です! 

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異論は認め・・・いや、ちょっとは認める!

 

しかし、私にとってキャンプする理由の7~8割は焚き火目的です。

 

焚き火の用途として食事の用意や寒い季節に暖をとることがあげられますが、個人的にはリラクゼーションの効果、いわゆる「癒し」の部分が非常に重要なのです。

 

恐らく、多くの人がこの「癒し」を求めて焚き火を楽しんでいるのではないでしょうか?

 

焚き火の「1/fリズム」が日々疲弊した我々の心を癒してくれるのです。

 

そんな素晴らしい焚き火ですが、普段の生活で焚き火をすることは殆どないので キャンプを始めたての頃はなかなか薪に火を移せないで苦労しました。

 

まだまだ課題はありますが、キャンプを初めて二年あまりが過ぎやっと少しばかり火起こしができるようになりました。

  

本日は、キャンプを初めたばかりでなかなか上手く焚火ができない方に向け、初心者に毛が生えた程度の私が生意気にも焚き火のレクチャーしてみようという記事になります(笑)

 

焚き火が楽しくて仕方ないが、なかなか上手く火が起こせない。

 

そんな貴方に少しでもお役に立てるようコツみたいなものを書いてみたいと思います。

 

それでは張り切っていってみましょう!

 

焚き火の心得

焚き火で一番大事なことは何でしょうか?

 

薪の調達?ごみを残さないこと?

 

いえいえ、それも非常に大事ですが最も大事なのは「火事(事故)を起こさないこと」です。

 

せっかくの楽しい焚き火も事故を起こしてしまうと一瞬で悲劇に変わります。

 

タープを焦がしたとか、服に穴が開いた程度で済めばまだましですが、テントを燃やしてしまったり火傷を負ってしまったりしては笑うに笑えません。

 

最悪、山火事を起こしてしまったら下手すると人生まで変えてしまう羽目になってしまいます。

 

本当に安全には十分注意して楽しんでください。

 

具体的にいうと「周りに燃えやすいものがある所で焚き火をしない」「風が強いときは焚き火をしない」「焚き火を放置したままにしない」「消火はきちんと行う」。

 

この辺りを守れば大丈夫かと思います。

 

特にテントは難燃素材のものでなければ一瞬で火が燃え移ります。

 

テントから十分離れて焚き火をしましょう。

 

万が一燃え移った時のために近くに消火用の水を置いておくのも重要です。

 

また、風が強いときは焚き火を諦める勇気も大事です。 

 

余談ですが、以前キャンプに行った時の事に信じられないようなアホウに遭遇したことがあります。

 

火気厳禁の場所でしたが、落ち葉や枯れ草の中でそれを除けようともせず、おもむろに直火で焚き火を始めたトンデモさんがいましたが流石に殺意を抱きました。

 

燃料満載の山の中、一歩間違えれば大惨事になるところです。

 

もちろん、その場できつく注意させていただきました。

テメーは放火魔か!

 

焚き火は間違ったやり方をすれば危険ですが、正しく行えばとても楽しいのでそのあたりをしっかり守って楽しみましょう!

 

あとは、マナーもしっかり守ろうね!

 

火口を用意しましょう

皆さんは薪に何で火をつけますか?

ライター?マッチ?

 

火をつけるだけなら、ライターやマッチで十分ですがここはあえてファイヤースターターを使ってみるのも楽しいと思います。

 

あえて、不便なファイヤースターターで火をつけるのも、焚き火のひそかな楽しみだと思います。

 

ちなみに私はロマンを求めてファイヤースターターを使うマンです(笑)

 

いずれにしても火口はあったほうが良いです。

 

薪をいきなりライターで炙っても火は着きません。

 

まずは燃えやすいものから順番に火を大きく育てていく必要があります。

 

その最初に火をつけるきっかけのものを火口(ほくち)と言い、火花や熱を確実に炎に変えることができるものになります。

 

火口にできるのはとにかく簡単に火が付くというのが条件になります。

 

これは現地で採取しても良いのですが、初心者のうちはなかなか都合良く乾いた火口を拾えませんので用意するのが無難でしょう。

 

私はトイレットペーパーを持っていくのでそれを火口にすることが多いです。

 

トイレットペーパーはめちゃくちゃ火が付きやすいし、他の用途でも使うのであれば便利です。

 

他にも麻紐をほぐして火口にする方法があります。

 

こちらも数メートル麻紐をもっていっておけばよいので荷物に忍ばせておくと良いかもしれません。

 

なんならポケットのなかの綿埃を使う方法もありますが、新しい服を着ていったときには困るのでおススメしません(笑)

 

なんにせよ火口は準備しておいた方が楽ですよ!

 

焚き付けを用意しましょう

現地で採取するなら乾いた小枝や枯れ葉になります。できるだけ多めに用意しましょう。

 

とにかく乾燥したものを探してください。

 

なるだけ地面に接してないものを選ぶ方が良いです。

また、折ったときに「パキッ」と軽い音が鳴るものを選びましょう。

 

私は雨などで入手できないときのために、割りばしを数本用意しています。

 

少し太めの枝はフェザースティックにしておくと火が燃え移りやすいです。

 

火口からスムースに火を移せることが大事です。

 

家から持っていく場合は、新聞紙とか優秀な焚き付けです。

 

ただし、結構火の粉が舞うのであまり沢山使うのはやめた方が良いとおもいます。

 

あとは、牛乳の空きパックやガムテープも優秀な焚き付けですね。

  

薪を準備しましょう

薪も乾いたものが原則ですが現地調達で多少湿っていてもなんとかなります。

表面が湿っていても中は乾いてたりします。

 

乾燥しているか確認するには、薪の切断面を唇に当ててみると判ります。

 

湿った薪は大量に煙が出るのでマナー面でも使用しない方がいいですね。

 

しかし、慣れていないうちは薪が湿っているとかなり苦労するので予め買っておくほうが無難だと思います。

 

大体どこのキャンプ場も販売していますが、初めて訪れる場所の時は販売しているか確認しておいた方が良いでしょう。

 

薪は細めのものから太いものと何種類か用意しましょう。

 

薪の太さは最終的な焚き火の大きさに合わせると良いと思います。

 

小さい焚き火なら細めのもの。

 

大きい焚き火なら太い薪を用意しましょう。

 

小さい焚き火に太い薪を使うと燃えないし、大きな焚き火に細い薪を使うとあっという間に燃え尽きてしまします。

  

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薪は少し多いかなと思うくらい用意しておいたほうが良いです。

 

夜中に薪がなくなりゴソゴソ調達に行ったり、薪割りを始めるといったことがないようにしましょう。

 

周りの人に迷惑になるので、明るいうちにしっかり準備しましょう。

 

いよいよ薪に火をつけよう!

基本は「小さい火から徐々に大きい火へと」です。

 

まず火口に火をつけ、焚き付けに移し徐々に太いものへと燃え移らせます。

 

焚き付けが燃えだしても直ぐに薪は投入せず、しっかりと熱が上がるのを待ってください。

 

我慢が大切です。

 

子供を育てるように少しずつ少しづつ育ててやってください(笑)

 

 

焚火は

  • 燃料
  • 酸素

 のどれが欠けても上手くいきません。

  

しっかりと熱が上昇するのを待ちましょう。

 

炎がある程度安定しだしたら、細い薪から順番に投入してください。

 

 またこの時、空気の流れを阻害しないよう薪を組んでください。

 

火吹き棒があれば完璧です。

 

火力が落ちたなと思ったときに、息を吹き込んでやってください。

 

この時、長めの息でしっかり吹き込んでやると火力が復活します。

 

火吹き棒は安いもので十分ですので、持っておいたほうが良いと思います。

 

 

ここまでくればそうそう火が消えることはないので、料理するもよし、暖まるのもよし、眺めて癒されるもよし。

 

心行くまで焚火を堪能してください!!

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焚き火のNG集

焚き火をする際は、マナーを守ることを心がけてください。

  • 直火禁止の場所では焚き火台を使用する
  • 芝生サイトでは芝生を傷めないように配慮する
  • 焚き火でごみを燃やさない
  • しっかり消火して後片付けをしっかりする
  • 消し炭を埋めて帰らない(炭は自然に帰りません)

 

炊き逃げ跡とか見かけますが、本当にダサいので止めてくださいね。

 

 

片付けするのは当たり前です。

 

焚き火はしっかり最後まで燃やし尽くして、灰もしっかり片づけて帰りましょう。

 

炭捨て場がないキャンプ場は消し炭もしっかり持って帰りましょう。

 

燃えカスを放置して立ち去るのはマジでダサいです。

  

そんな人は焚き火もキャンプもする資格はありません。

 

そこに居た痕跡を残さないキャンプを目指しましょう!

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まとめ

焚き火は楽しい。文句なく楽しい。

 

たかが焚き火。されど焚き火。

 

正しいやり方をすれば、非常に楽しくキャンプを盛り上げてくれるので細心の注意をして楽しみましょう。

 

同じ焚き火というものは存在しません。

 

二度と出会うことのない一期一会の焚き火を楽しんでください!

 


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