こんにちは。
もちくすです。
先日捕獲した桜毛虫ですがあまりに幼齢の個体なので、大きく太らせて頂こうと現在飼育中です。
ああ、奥様の視線が痛い・・・。
しかし、大きくなるのを待ってられないので新たな個体を探しに行くと・・・。
いました!
明らかに先日捕まえたのより大きいので十分食べることができそうです。
がっさり捕まえてウッキウキで帰宅しました。
直ぐに食したいところですが、未消化物いわゆる糞と言うやつがあるので一日糞出しをします。
まあ、糞と言っても桜の葉の未消化物なので神経質になる必要は全くないんですが、今回桜毛虫自体の味を試したいこともあり糞出しをすることに。
ちなみに上級者は糞出ししないのを楽しんだりするようです。
桜毛虫の調理法
桜毛虫はそのビジュアルがとても残念です。
いわゆる芋虫なルックスの上、これでもかってくらいビッシリと黄色い毛が生えています。
昆虫食の中でも見た目だけでいえば結構ハードル高いんじゃないでしょうか?
どうやら茹でたり蒸したりして頂くと美味しいそうなのですが、茹でたのをいきなり食すのは私もさすがに若干の抵抗があります。
なので、まずは揚げて頂くことにしました。
桜毛虫を揚げる
ハードルが高いのは揚げるのが一番です。
食感がカリカリになるので口に入れる抵抗がだいぶマシになります。
一度食べてしまえば脳が食べ物して認識してくれるので見た目への抵抗を無くすことができる・・・ハズです。
と言うわけで糞出しした桜毛虫を揚げていきます。
まずは水でさっと洗い流し、油に投入。
油に入れる前に一応水分はとりましたがそれでも油は結構はねます・・・。
カリッと仕上げるため低温でしっかり揚げました。
揚げた後油をとって砂糖をまぶして出来上がりです。
揚げたものは毛も目立たなくなり、ちょっと足がついてるかりんとう見たいでだいぶ食しやすくなりました。
早速食べてみましたが・・・。
うーん。
美味しいのは美味しいです。
最初は揚げた香ばしさと砂糖の甘みが合わさってスナック菓子を食べているようです。
そして後から豆っぽい酸味とわずかに桜の香りがします。
しかしこの後からくる豆っぽい酸味が、もしかしたら人を選ぶかもしれない気がします。
桜の香りはほんのわずかにする程度なので桜毛虫を食べているという感覚は余りないです。
私は美味しいと思いましたが万人が美味しいというかどうかは若干疑問があります。
ただ、私の脳は桜毛虫を確実に食物として認識したので次の段階に移りたいと思います(笑)
桜毛虫を塩ゆでにする
揚げてしまうと桜の風味が無くなってしまうので、次はシンプルに塩ゆでにして頂くことにします。
揚げた時と同様、軽く水洗いして塩を入れた熱湯に投入し3~5分程度ゆでます。
後は水けをきりポン酢を添えて完了。
Oh・・・!
なかなか毛が主張してくれてますね・・・。
ポン酢に浸けて恐る恐るお口へ。
ん?
ん~!?
んまいっっ!
これはかなり美味いです!
濃厚な豆っぽいようなカニみそっぽいような味がして、桜の香りも漂ってきます。
なんか日本酒とか白ワインが合いそうな味です。
見て目的に結構アレですがこれはおつまみに良い感じですね。
毛も全く気になりません。
かじった断面はこんな感じ。
しっかり身が詰まっていて食べ応えがありました。
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まとめ
今回美味しいと評判の桜毛虫を食べてみましたが、評判に違わずとても美味しいと感じました。
よくこういう食レポ?でエビみたいな味って例えると「じゃあエビ食べればいいじゃん」って言う方がいますがそうじゃないんです。
あくまで例えているだけでエビとは別物なんですよね。
今回も豆とかカニみそとかに例えましたが、ハッキリ言うと桜毛虫味です。
なので、万人受けするとは当然思っていませんが一度はチャレンジしてみる価値はあると思いますがどうでしょう?
ちなみに桜毛虫は今が旬です。
もう少ししたら地下に潜って蛹になりますのでチャレンジしたい人がいればお早めにどうぞ。
ちなみに私は、今回結構大量に捕獲したので塩ゆでにして冷凍保存する予定です(ウキウキ
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