こんにちは。
もちくすです。
いやはや。
すっかり春ですね。
とはいえ、新型コロナウイルスのおかげでなかなか外出できないのは辛いとこですが・・・。
それでも、これだけ気候が良いと近所をのんびり散歩するだけでも気持ちよいものです。
先日、所用で奥様の実家に寄ったときにあまりに天気が良かったので近所をブラブラ散歩してきました。
散歩しながらそろそろ「つくし」の季節なのをふと思い出し、散歩ついでに探しに行ってみることにしました。
春の野草の中でも「つくし」はポピュラーな存在でありながら、食べている人は少ないですよね。
そういう私も小学校以来食べた記憶がありません。
どんな味だったのか全く覚えていません。
これは採って食べないと!
うーん。オラなんだかワクワクしてきたど!
つくしが生えている場所
つくし取りと言えば「土手」というくらい定番のスポットですね。
日当たりのよい河原の土手は一級の採取ポイントです。
後は田んぼのあぜ道とか。
ただ、つくしってどこにでも生えているイメージですが、探すと意外と見つけられなかったりします。
特に街中で生活しているとなかなかお目にかかることがありませんね。
ちょっと不安になりながら、田んぼの土手に狙いを定めて行ってみました。
やはりいらっしゃいました!
よく見るとそこら中に沢山生えています。
つくし採りなんか子供の時以来だなーと感慨に浸りつつ、一心不乱に採りまくります。
ものの30分程度でスーパーの買い物袋半分くらい採れました。
まだまだ採れましたが、下処理の事を考えるとちょっと憂鬱になったのでここらで止めとこうかな・・・。
カラスノエンドウも生えてたのでついでに採っておきました。
つくしの下処理をする
今回採ったつくしはこのくらいです。
ほとんどのつくしの「穂」が開いていて胞子を出した後のようでした。
つくしはここの胞子に独特の苦みがあるので、穂が開いたものの方が食べやすいようです。
ただ、「だがその苦みがいい」という人もいるのその辺りはお好みになると思います。
さて、これから下処理を行います。
つくしに付いている「袴」は固くて食感が悪いのですべて取り除かなければなりません。
この作業がスゲー面倒くさい。
つくしはポピュラーな食材ながら、あまり食べられない理由がここにあります。
ネットで調べると水に長時間さらすと取りやすくなると書いていましたが、私はちまちま取っていきました。
この量で1時間くらいかかりましたよ・・・。
アクを抜くためにこれを一晩水に浸した後、1分ほどさっと湯がいて冷水にさらします。
何度か水を取り替えてアク抜き完了です。
後は焼くなり煮るなりお好きにどうぞ!
つくしをいただく
今回はさっとできるバターしょうゆ炒めと定番の佃煮にしました。
しょうゆバター炒めはその名のとおり水気をとった後、醤油とバターで炒めただけです。
説明するほどのもんでもないです(笑)
佃煮はつくしが浸るくらいの水を沸騰させた後、つくし、醤油、みりん、酒、砂糖を入れて煮詰めただけです。
佃煮はスゲー少なくなりました(笑)
さてお味の方はいかに?
まず、バターしょうゆ炒めの方ですが普通に旨いです。
ただ、手間の割に普通というか・・・。
しいて言えば少し苦みのあるもやしを食べている感じがピッタリくるかもしれません。
アク抜きをしっかりした割には若干苦みがあります。
うちの子供たちは特に何も言わなかったので子供でも問題ない程度ですが気になる人は気になるかも。
特につくしでやる必要もない感じですかね。
次に定番の佃煮ですが・・・。
うん!
これは良いですね!
佃煮は基本的にどんなものでも佃煮の味になるのですが、つくしの苦みが佃煮の甘さに対してアクセントになって良い感じです。
定番たる所以はこの辺にあるんでしょうね。
ごはんのお供にするもよし、お酒のあてにするもよし。
手間はかかるけど佃煮にすれば幸せになれますよ!
ついでにカラスノエンドウもマヨネーズで炒めました。
カラスノエンドウはサラダよりも炒める方が旨いと思います。
豆の味がしっかり出てきます。
まとめ
つくしは昔から食べられている定番の野草ですが、下処理の手間を考えると若干面倒なところがあります。
また生えている時期も短く、採取のタイミングを外すと全く取れなくなってしまいます。
ただ季節もので春を楽しむ意味でも、家族で採って食べるとなかなか楽しいと思いますよ。
ネットで色々なレシピも出ていますので色々試して、春の訪れを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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