こんにちは。
もちくすです。
ちょっと計画していることがあるんです。
広島の実家まで帰ります。自転車で。
私が住んでいる大阪から、300kmちょいの旅。
以前から「旅をしたいな」と思ってたんですよ。
できれば、旅行ではなく、自分の力で進んでいく本当の意味での「旅」がしたいと考えていたんです。
飛行機でも、新幹線でも、車でもない。自分の脚で、ペダルを踏みながら風景をつないでいく旅。
自分の力で行くことに意味があり、だからこそ面白い。
ちょうど最近、しばらく実家にも帰れていなかったこともあって、行き先は自然と決まりました。
広島へ帰ります。ただし、自転車で。
西国街道―歴史のルートを走る
今回の旅は「西国街道（さいごくかいどう）」をベースに走る予定です。
この西国街道は、かつて京都から山陽地方を通って下関へと続いていた、歴史ある街道です。
大阪から西へ、兵庫、岡山、広島へとつながるこのルートは、今でも一部に古道が残っていたり、町並みにその面影があったりします。
道幅も広すぎず自動車が少なそうなので、自転車にはぴったりです。
そして、自転車に乗って時代を巻き戻しするような、そんな旅もオツなもんです。
旅の準備
片道300kmちょい。がんばれば二日で行ける距離かもしれないけど、きっとそんな簡単にはいかないでしょう。
ざっくりなルートと日程は考えていますが、日程も、ルートも、宿も、天気も。すべてが「そのとき次第」の旅になります。
今回はできるだけ体に負担をかけたくないので、大きなバックパックは背負わず、バイクパッキングスタイルで装備を組んでみました。
できる限り軽く、でも必要なものはきっちり持っていきます。
軽量化のためツェルトで行きたいとこですが、どこにテントを設営するかわからないのと、急な豪雨が怖いので自立式のテントを持っていきます。
飯もどうなるか判らないので、クッカーも持っていきます。
基本は今持っているバイクパッキング装備で行きますが、少し荷物が増えそうだったので新たにRhinoWalk（ライノウォーク）のフロントローダーを導入しました。
着替えや輪行袋など、比較的軽くて嵩張るものをまとめるのにぴったりです。
リヤにはいつものGORIXのサドルバッグ、あとはフロントフォークにテント類を積んでいきます。
帰りは新幹線で輪行する予定なので、その分の荷物も入れると結構な量になってしまいました。
50代の今だからこそ
この前まではそれなりに体力には自信がありましたが、50歳を過ぎて急激に体力の衰えを感じるようになりました。
「いつもどこかに不調がある」「休んでも疲労が取れない」「怪我をしたら長引く」等々。
だけど、だからこそ―今のうちにやっておきたいんです。
「いつかやる」はもう通用しない年齢になってしまいました。
宿をとるか、野宿か、温泉があるなら入りたいし、懐かしい場所にも寄り道したい。
そういう「出たとこ勝負」もまた、旅の魅力だと思います。
人生一回限り。楽しいことをやっていこうと思います。
不安とワクワクと、少しの勇気
もちろん、不安がないわけじゃありません。
何よりも暑さがヤバい。
猛烈な暑さが続いていて、日中のライドはかなりヤバい予感しかしない。
正直、かなり日和ってます。
何度も辞めようかなとも思ってます。
でもそれ以上に、「ワクワク」の方が勝っています。
自転車に荷物を積んで、知らない町を走って、偶然の景色や人に出会う。
そんな非日常の時間を楽しみにしています。
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それじゃ行ってくるだよ
今回の旅の目標はとてもシンプルです。
「自転車で広島の実家に帰る」
たったそれだけです。
この記事は、自分自身へのちょっとした「決意表明」みたいなものかもしれません。
途中でバテて後悔する瞬間もあると思います。でも、走って良かったと思える瞬間もきっとあるはずです。
あとは、ペダルを踏むだけです。
行ってきます。そして、また帰ってきたら続きを書きます。
それでは！
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