もちくすブログ ーお外で遊ぼうー

大人になれないオジサンの雑記帳。キャンプメインで、ハイキング、釣り、バイクなど奥様に怯えながら外で遊んでいます。

【主力火器】空き缶ひとつでOK。軽くて高火力な山用ストーブを自作してみた。

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こんにちは。

もちくすです。

 

今回は、私が山での主力火器として愛用している「自作アルコールストーブ」についてご紹介します。

 

もともと僕は「焚き火メイン」の人間でした。

ガスやアルコールストーブにはあまり興味がなくて、「焚き火をやるためにキャンプする」と言ってもいいくらい、火遊びに全振りしてたんです。

 

それがここ最近、活動スタイルが少しずつ変化してきて。


移動多めのソロ山行や自転車旅では、焚き火台と薪を担ぐのが重荷に感じるようになってきた。


さらに「そもそも焚き火禁止エリアが増えてきた」という現実もあって、火器を見直すタイミングが来たわけです。

 

実はその前に、一度市販のアルコールストーブ(エスビット)を試していたこともありました。でも、火力が弱めだったり、本体や五徳込みでそこまで軽くならなかったりと、いまいちしっくりこなかったんですよね。

 

そんな中で「もっと軽くて、もっと使えるやつを」と思って、自作に踏み切りました。

 

焚き火が使えないとき、どうする?

まず、焚き火のデメリットをおさらいしておくと、

 

・燃料が湿っていたり、そもそも現地調達できないことがある

・火力調整が難しい

・匂いがつく

・燃え残りの処理が必要

・焚き火禁止エリアが多い

 

キャンプ場ならあまり気にならない点も、山や自転車旅では大きなネックになります。

「今日は火が使えないかも」と思いながら山に入るのって、結構ストレスなんですよね。

 

ガスかアルコールか

ガスストーブは非常に安定していて、火力も十分。

でも、

・使用時の音が大きい

・燃料缶がかさばる

・ゴミが出る

・ランニングコストがやや高め

 

という理由から、ソロ山行や軽量装備を考えると「もうちょっと気軽なやつが欲しい」と思うようになりました。

そして行き着いたのが、アルコールストーブなんです。

 

空き缶から生まれた「トルネードストーブ」

このストーブ、見た目はシンプルだけど、れっきとしたトルネード型アルコールストーブ。

アルミ缶をカット&加工して作っていて、噴出孔はらせん状になるように開孔してます。


この構造のおかげで、点火すると「炎がくるくると回る」トルネード燃焼に。

風にもそこそこ強く、しっかり火力がでます。

 


www.youtube.com

なぜこれを主力火器に?

私は普段、自転車やバイク、徒歩でのソロ山行がメインなんですが、そこで最優先したいのが軽量化。


この自作アルコールストーブは、たった9グラム。重さのない幸せ。

 

調理能力もあって、「メスティンで炊飯」、「カップラーメンの湯沸かし」、「コーヒー用のドリップ用お湯沸かし」、など、山時間にちょうどいい火力。


まさに「ギアが相棒」になっていく感覚。

 

他の火器と比べてどう?

火器 メリット デメリット
焚き火 雰囲気最高 撤収が大変/NGな場所多い
ガス 火力・扱いやすさ◎ 重い/金属缶のゴミが出る/音がうるさい
固形燃料 超軽量/簡単 火力が弱い/風に弱い
アルコールストーブ 軽い/静か/燃料が安い 風対策必須/燃焼時間に注意

 

私は状況に応じてガスや焚き火なども使い分けますが、すぐに次の行動に移れるってやっぱりアルストなんですよね。

 

メリットとデメリットを比較

メリット

・非常に軽量でコンパクト(9グラム)

・自作できるので愛着がわく

・音がしない(とても静か)

・燃料(燃料用アルコール)は比較的入手しやすい

・低温でも使える

・ごみが出ない

 

デメリット

・燃料の管理に注意が必要(漏れや持ち運び)

・燃焼時間が比較的短い(燃焼時間の把握が必要)

・風に弱い(風防が必須)

 

それでも、きちんとセッティングすれば、かなり優秀な火器になります。

 

実際に使ってみた感想

このアルストは、メスティンでの炊飯、カップラーメン、コーヒーのお湯沸かしなど、ほとんどの野外調理に対応可能。

 



火の音がしないので、自然の中で「ただ湯が沸く音」と「風の音」だけが響く、そんな贅沢な時間が味わえます。

 

その“静けさ”こそ、アルコールストーブの醍醐味。

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まとめ

こんな人におすすめ!


・とにかく軽量装備で山を歩きたい人

・ギアに旅の相棒感を求める人

・静かな時間と火を楽しみたい人

・「自分で作ったギアで山に行く」という体験に惹かれる人

 

おわりに

ギアって、ただの道具じゃない。

自分で作ったストーブを、山で使う。

 

この行為そのものが、私にとっては旅の一部だったりします。

次の山行にも、もちろん連れて行きます。

また違う景色と、違う空気を、一緒に味わうんや。

 

それでは!

 

 


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