もちくすブログ ーお外で遊ぼうー

大人になれないオジサンの雑記帳。キャンプメインで、ハイキング、釣り、バイクなど奥様に怯えながら外で遊んでいます。

焚き火リフレクターを自作しました。コストの比較も。

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こんにちは。

もちくすです。

 

日増しに深まる秋を感じながら来たるべき冬キャンプのことを日々夢見ています。

 

くっそ寒い中、焚き火を育てつつ飲む酒はサイコーであります。

 

冬こそ焚き火!

 

むしろ焚き火のために冬キャンプはある!

 

と、声を大にして言いたいとこですが声を大にして炎上しても困るので、小さい声でこそっと言っておきます。

 

さて、私の冬キャンプスタイルはほぼ暖房器具を使用しませんので、冬キャンプでは焚き火が唯一暖をとる手段となります。

 

そのため、効率よく温まるために冬キャンプでは木を拾ってリフレクターを作っているのですが、それがどうも面倒くさい少し効率が悪いと思っていまして、この間から焚き火リフレクターの導入を検討していました。

焚き火リフレクター

 

 いや、基本的には不便を楽しむスタンスなのですがそこはちょっとね(テヘペロ。

 

で購入するべく色々検討したのですが・・・、最終的に自作してしまいました。

 

結論から言えば圧倒的に買った方が良い!と断言します。

 

個人的にはそれなりの物ができたのですが、どう考えてもコストと品質が既製品には敵いません(笑)

 

 

UNROOF CABINのリフレクタープ

まず一番最初に候補に挙がったのがユーチューバー?の「unroof」さんが使っている「リフレクタープ」です。

 

「unroof」さんはYouTubeに動画を色々上げておられますが、バックパック1つでのミニマムソロキャンプといったスタイルで、私の趣向にモロずっぽしで以前から良く拝見しておりました。

 

unroof - YouTube

 

その動画内で使われているリフレクタープが以前からずっと良いなぁと思っていましたが、数年程前から一般に販売されています。

unroof.theshop.jp

 

この焚き火リフレクターはペグ3本と木の棒1本で設営でき、重量も約270gと軽量です。

 

素材はコットンナイロンで撥水加工がされています。

 

価格も¥5,720と比較的手が出しやすい価格設定で、個人的にかなりツボにはまったアイテムです。

 

ただ、大量生産されておらず予約販売と言う形でいつも売り切れなんですよねぇ。

 

迷って結局買わずじまいのまま現在に至ります。

 

その他 焚き火リフレクター

その他各メーカーから色々な焚き火リフレクターが販売されています。

 

まずはバンドックの焚き火リフレクター

 

安定のバンドックなので品質は心配ないのですが、重量が700gと少々重く価格も¥8,000円弱と少々お高いです。

 

素材は綿100%でポールやロープも付属しています。

 

設営はポールやロープを使わなければならずちょっと面倒。

 

個人的にはここまで大きい必要ないんだよなぁ・・・。

 

つぎはFIELDOORの焚き火リフレクター

 

こちらのメーカーも最近有名ですね。

 

色々なアイテムを販売されており、何かしらのここのアイテムを持っておられる方も多いのでは? 

 

こちらのリフレクターは少し安くて¥5,900ですが、重量が約1.5kgとバンドックに比べて更に重たいようです。

 

こちらの素材はポリコットンを使われているようです。

 

個人的には・・・やはり重すぎる。

 

他にも色々見ていましたが大体似たり寄ったりで、個人的にはそこまで購買意欲がそそられるものはありませんでした。

 

そうだ自作しよう

やはり、個人的にはリフレクタープが欲しい。

 

けど、予約販売で売り切れだし・・・。

 

これなら、頑張ればパクれそう作れそうだな。

 

とか考えていたとき、たまたま立ち寄った手芸屋さんで生地を入手することができたので、思い切って自作することにしました。

 

焚き火リフレクターを自作する

生地は帆布(綿100%)の11号を購入しました。

 

当初はポリコットンにしようと思っていたのですが、たまたま入手できたのがコレだっただけの話です(笑)

 

11号というのは帆布のなかでも一番薄い生地で、号数が低くなれば厚くなるようです。

 

今回できるだけ軽量にしたかったので、ちょうど良かったです。

 

購入サイズは110cm×80cmで980円で購入しました。

 

早速、家で紙を使って1/10サイズで形状検討します。

色々作ってみましたが、途中でよく判らなくなったので最終的に形状は適当です(笑)

 

一応横幅110cmで縦幅70(50+20)cmにしました。

 

予定では立ち上げた時の開口部は横幅60cmで高さ50cm程度になるはずです。

 

ちなみに私は縫製の知識は全くなく、せいぜい小学校で習った家庭科程度です。

 

一応、縁は折り返すように3cmほど余分に取りました。

自作リフレクタープ

 

縁取りを判りやすくするためにアイロンでしっかり型をつけます。

自作リフレクタープ

 

工程では特に難しいところはありませんが、ミシンなんてものは持っていませんのでひたすら手縫いでチクチクと・・・。

自作リフレクタープ

それはもう、チクチクと。

 

ただひたすらチクチクと。

 

・・・・。

 

すっげー手が痛いし面倒くさい。

 

何故自分で作ろうかと思ったのか、自分を呪いましたが仕方ありません。 

 

嫌になりながら外周をぐるりと並縫いで縫った後、ポール用のポケット部とペグ用ループを縫い付けます。

 

ループは家に転がっていたナイロンテープを使用してます。

自作リフレクタープ

見てください。

 

この、小学生の家庭科レベルの縫い跡を(´・ω・`)

 

「かーさんがーよなべーをしてー」なんて歌が頭の中でリフレインしながらも縫製は完了。

自作リフレクタープ

遠目でみたらそうでもありませんが近くで見たら酷い出来栄えです(笑)

 

重さは146gと思ったよりは軽量です。

 

とりあえず試し張りしてみました。

自作リフレクタープ

張り方は3点ペグダウンして、木の棒で立ち上げるだけです。

 

この簡単さに惚れてリフレクタープが欲しくなったんですよ。

自作リフレクタープ

ちゃんと立ち上がりました!

 

自作リフレクタープ

ウッドストーブを置いたらこんな感じになります。

 

本物に比べて展開サイズが半分なので一回り小ぶりです。

 

小さい分、ピコグリルを使う時は距離をとらないとマズいかも。

 

無事、張れることが確認できたので後は撥水加工になります。

 

アマゾンで撥水加工剤を見てみると・・・。

 

え?

 

コットン用の撥水ワックスって1,500円以上するじゃん・・・。

 

しかしここまで来たら後には引けず、こちらのワックスを購入。

自作リフレクタープ

ニクワックスのコットン用と迷いましたが、こちらが少し安いのと評判が良かったのでこちらに決定。

 

軍幕の撥水加工に使用している人もいるようですね。 

 

使い方はこのワックスを塗り込んで、塗り込んだ後ドライヤーで溶かすのですが・・・。

自作リフレクタープ

め、面倒くさい・・。

 

しかし文句を言っても仕方ないので塗り込んでドライヤーで溶かしこみます。

 

撥水加工は1時間ほどかかりました。

 

早速テストしてみます。

 

こちらが撥水加工前の生地

自作リフレクタープ

全く水を弾かず、あっという間に染み込んでしまいました。

 

こちらが加工後のもの。

自作リフレクタープ

蛇口から水をかけてもしっかり水を弾きます!

 

ただ、結構ムラになってしまいました。

自作リフレクタープ

見方によってはUSEDの軍ものっぽい・・か?

 

これにて完成です。

 

リフレクタープとの比較

さて、出来上がった自作品と本物のリフレクタープとを比較してみます。

 

形状はリフレクタープをパクったにインスパイアされたのでほぼ同形状ですが、サイズは本物の半分程度です。

 

材質は自作品は綿100%で撥水加工をしているとは言え、一度濡れると綿なのでなかなか乾きません。

 

一方、本物は綿75%ナイロン25%の「コットンナイロンFabric」で撥水加工もされていて、火の子に強く乾きやすい高機能品です。

 

重量は自作品が146gで本物は約240g。

 

しかし、自作品は本物の半分の大きさなので・・・あれ?

 

価格も自作品は生地代980円に撥水用ワックスが1,650円ですが、使用した生地は本物の半分なので、大きさを合わせると約3,500円程度かかることになります。

 

本物は5,720円。

おまけに収納袋までついています。

 

製作にかかった時間と出来上がりを考えると・・・。

 

・・・・。

 

あれ?

 

あれ?

 

買った方が安くね?

 

つまりは、そう言うことです。

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まとめ

勢いで焚き火リフレクターを作ってしまいましたが、どう考えても買った方が性能が良く安くつきます。

 

ただ、そもそもリフレクタープ自体の構想が素晴らしいので自作品でもそれなりに使えるかと思います。

 

自作したので愛着はありますが、色々気づいてしまった今では少し複雑な心境。

 

どうしても自分で作るんじゃーと言う人以外、正直自作はあまりおススメしません。

 

と言うか割りに合いません(笑)

 

欲しい人は「UNROOF CABIN」にて素直に予約して購入することをおススメしますよ。

 

それでは!

 


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