こんにちは。
もちくすです。
季節が移り変わるのは本当に早いものですね。
ついこの間まで桜が舞い散っていたと思っていたのですが、あっという間に梅雨入りしてしまいました。
季節が移り変わると色々な食材に出会う機会が多いということで、それはそれで楽しかったりしますが。
ところで皆様。
この時期、道を歩いていてなんだか判らない木の実で道路が真っ赤になっているのを見たことはありませんか?
なんだか汚らしいと感じる人も多いかと思いますが、これはヤマモモの実でばっちり食べることができます。
街路樹として植えられているので、あちらこちらで見られますがさすがに採って食べている人はあまり目にしませんね。
この木の実がお目見えするのは大体6月~7月で、あっという間に実を落としてしまいます。
今回はこちらのヤマモモでシロップを作ってみようと思います。
ヨーグルトにかけて食べたらきっと美味いに違いない。
オラ、なんだかワクワクしてきたぞ!
ヤマモモ採取
先ほど書いたとおり、ヤマモモの木は街路樹として植えられているので比較的どこでも目にすることができます。
ただ、落ちた実が道路を真っ赤に染めるのであまり市街地では避けられているかもしれません。
どちらかと言えば住宅地周りの道路に植えられている印象ですね。
ですので、採取は別段難しいことはないのですが・・・・。
やっかいなのはご近所さんの目です(´・ω・`)
最初は人がガンガン行き交う道路で採っていたのですが、「なんだこいつは」的な視線に流石に恥ずかしくなり、場所を変えて比較的人が少ない場所に移動しました。
それでも色々な人が見ていきますが、まあ多少の好奇の目に晒されるのは覚悟の上です。
最初は遠慮して木から直接採っていたのですが、チマチマとっていても埒が明かないので木を揺らして落ちたものを拾う作戦に変更。
こうすることで、良く熟れた実が落ちてくるので一石二鳥です。
ただ、ますます周りの視線は厳しくなっていきますが。
おすすめは傘を逆さまにして実を受けるかシートを地面に敷いて拾うのがが良いと思います。
ただ、ヤマモモの実は触ると真っ赤になるので捨てるつもりの傘やシートを使ってくださいね。
実は黒っぽく熟したものが甘みが強いです。
逆に青っぽい奴は非常に渋みが強かったです。
てなわけで、30分ほどかけてヤマモモの実を採取しました。
シロップを作る
このヤマモモの実はもちろん生でも食べられますが、正直そこまでおいしくありません。
まずくもないのですが、どちらかというと甘みより酸味が強く、食感は口に残るというかざらつく感じです。
決してお店で売っているような果物を期待してはいけません。
ただ、酸味が強目なのでシロップにしたらきっと美味いんじゃないかと思います。
ウキウキしながら作業開始!
ビンを消毒する
初めににヤマモモを漬けるビンをしっかり洗って熱湯で2~3分程度消毒した後、しっかり乾燥させておきましょう。
この工程をすっ飛ばすと痛い目に合います。
(※私は痛い目にあいました)
しっかり洗う
その辺の街路樹から採取する人も少ないとは思いますが、管理されたものではないのでしっかり洗ってください。
痛んでたり熟してないものはこの時取り除きます。
それとヘタもついでに取ってしまいましょう。
何度も水を取り替えてゴミが浮かなくなったらOKだとおもいます。
塩水に漬け消毒する
塩水にヤマモモを2~3時間程度漬け消毒します。
塩水の濃度は適当です(笑)
氷砂糖で漬ける
ヤマモモの水気をしっかりふき取って、ヤマモモと氷砂糖を一層ずつ交互に入れていきます。
氷砂糖の量は適当です(笑)
あとは、漬かるまで冷暗所で保管しましょう。
大体一週間程度で漬かると思います。
シロップを舐めてみた
漬けた後一晩で大体こんな感じで溶けだしてます。
これは期待できそう!!
これで大体3日間漬けたところです。
一度、少し舐めてみました。
ワクワクしていざ蓋を開けると・・・・。
開けると・・・・・。
・・・・・。
んんん?
あれ?
なんか・・・少し臭くね?
柑橘系の匂いの中に何か若干腹が立つ臭いが混ざってます。
これがヤマモモの匂いかどうか判断に迷うとこですが、少し痛んだような感じがしなくもないところ。
一口舐めてみましたが、ほぼ思い通りの酸味と甘みが混ざった味の中に若干腹が立つ雑味が主張してきやがります。
これは・・・・。
正直、思い当たるところがあります。
実は私はビンを洗っただけで、煮沸消毒していませんでした。
(もしかしてこれか?)
若干なのですが、このままとても食す気にはなりません。
しかし、せっかく採って作ったので何とかしたいところ。
ジャムに変更する
火を通せば何とかなるはず。
ということで煮詰めてジャムにします。
弱火でじっくりコトコト煮詰めていきます。
煮詰めていくうちにだんだん臭いも収まったような気がします。
途中、舐めてみましたが見事に酸味が消えていたのでレモン汁を少し追加しておきました。
あまり煮詰めすぎると硬くなって良くないとネットで見たので、適当なところで火を止めました。
判別方法は水を溜めたコップに、煮詰めたものをを一滴垂らしてみて玉になって沈んだらジャムになっているとのことです。
ふむ。
まあ、こんなところかな。
ということで、煮沸した空きビンに移しました。
これで、一応完成です。
果たしてどうなったのか・・・。
念願のヨーグルトにかけて食べてみる
本当は無糖のヨーグルトにかけたかったのですが、生憎砂糖入りのものしかありませんでした。
見た目、ヨシ!
匂い、・・・まあヨシ。
さて実食!
・・・・・。
・・・・。
あまーーーーーーい!!!
氷砂糖を大量にぶち込んだものを煮詰めたので当たり前ですが、スッゲー甘い。
酸味はほとんど消えましたが、追加投入したレモン汁のおかげか若干残っています。
そして、硬い。
ジャムというより固まりかけの水あめといった感じになってしまいました。
それでも一応美味しいです。
心配していた臭いもほぼ消えてなくなりました。
クセは・・・なんといったら良いのか。
正直あります。
野性的と言ったらいいのか。
これはきっと人を選ぶなぁ。
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まとめ
ワクワクしながら作ったシロップもといジャムもとい水飴ですが、ちょっと想像していたものと違うものになってしまいました。
そもそも、失敗したからこんな感じなのかヤマモモ由来の味なのか正直よくわからなくなってしまいました。
ネットを見ると美味しいという意見が多いのできっと今回は失敗だったのでしょう(笑)
が、こういうのも野食の楽しいところ。
まだ、もう少しヤマモモの時期は残っているので近いうちに再チャレンジするつもりです。
今回作った水飴はありがたく、無糖ヨーグルトにかけていただくとします(白目
(追記)
後日、無糖ヨーグルトにかけて食べたらすっごっく美味しかったです。
なぜか、若干残ってた微妙なクセもきれいになくなってました。
なんでだろ?
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