こんにちは。
もちくすです。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言ですっかり家に引きこもっております。
このブログは「お外で遊ぼう」が一応のテーマですが、今はお家で遊ばざるを得ませんね。
ただ、私はお家遊びも大好きなのでそれなりに楽しみながら引きこもり生活を過ごしています。
さて今回はそんな緊急事態宣言が出る前の話になってしまいますが、今年もアミガサタケを収穫できましたので記事にしてみようと思います。
今年もアミガサタケの季節がやってきた
収穫に出かけたのは、少し前の3月末になります。
昨年は娘と出かけましたが今年は息子が行きたいとのことで、一緒に春のキノコ狩りに出発です。
例年より暖冬だったので生えるのも早いかと思い、3月上旬からチラチラと探してはいましたが残念ながら見つけることができませんでした。
アミガサタケって一度生えた場所にまた生えることが多いようです。
去年見つけた場所をあたりを入念に探しましたが・・・。
うーん。ないなぁ・・・。
もう誰かに採られたか時期が早かったか?
仕方ないので別の場所を探すことに。
探すのは桜かイチョウが生えていて人工物が多い場所です。
アミガサタケはどちらかと言えば山の中よりも、人の手が入ったような場所に良く生える傾向があるようです。
実際去年見つけた場所は舗装された道のすぐ横でした。
心当たりの場所を探して彷徨いますが・・・。
・・・ないなぁ。
いい加減諦めかけていた時ですが、なんと息子が「あ!おとーさん、これじゃない?」と興奮した様子で声を上げました。
まさかとは思いながら見に行くと、それは紛れもなく「アミガサタケ」です!
こいつはブラックモレルですね!
今年も何とかお目にかかることができました!!
アミガサタケ採った!! pic.twitter.com/d2cHul5AJg
— もちくす (@mocchixblog) 2020年3月26日
アミガサタケは群生する傾向にあるようなので、再度周りを探します。
いやはや!
やはり沢山生えてました。
ざっと15分程度で10本ほど発見。
見つけたのはやはりイチョウの木の周辺でした。
今年は大量です!!
去年は時期が若干遅かったこともあり1本しか収穫できませんでしたが、今年は豊作です。
そして、去年収穫したときは乾燥気味で気づきませんでしたが、けっこう独特のニオイがします。
キノコ系のニオイですが更に濃厚で・・・、なんというかイカくさいというか・・・若干アレなニオイです。
これは期待できそうです(笑)
早速帰って料理する
クリームパスタを作る
アミガサタケは痛むのが早いようなのでサッサと料理することに。
去年のアミガサタケは初めて採ったということもあり単体でバター炒めにして食べましたが今年はクリームパスタにぶっ込んでたべます!
では早速下準備。
中まで洗うのに半分に割ると・・・。
やはりいらっしゃいました。
アミガサタケの中によく虫が入っています。
この日は「ムカデ」1匹と「ハサミムシ」が3匹出てきました。
虫嫌いの方はご注意ください!
去年の記事にも書きましたが、アミガサタケは微量ですが毒成分がありますので、煮こぼして毒成分を揮発させます。
その後食べやすい大きさに切って下準備完了!
それではクリームパスタに使うホワイトソースを作ります。
レシピは
- 小麦粉 大さじ2
- バター 大さじ1
- 牛乳 250cc
- 固形コンソメ 1個
- 塩・コショウ 適量
- アミガサタケ お好きな量
です。
作り方は
①鍋に塩・コショウ以外の材料をいれ
②中火でひたすらとろみがつくまでかき混ぜる(だまにならないように)
③アミガサタケ投入
③塩・コショウで味をととのえる
以上!
後はこのホワイトソースをパスタにからめるだけです。
あっという間に完成。
乾燥キノコを作る
今回収穫したのを全部クリームパスタにするのはもったいないので、生きのいい?ヤツは乾燥キノコにしてみることに。
本来は天日で乾燥させるのが良いのですが、今回はレンジを使って室内で乾燥させます。
洗った後のアミガサタケを新聞紙にしばらく置いて、ある程度水分が抜きます。
その後、レンジで湯気が出る程度(600W 10秒程度)に温めるのを繰り返し、水分を抜いていきます。
ほぼ水分が抜けたらキッチンペーパーに置いて完全に乾燥させます。
あの・・・ですね、実はこの工程は致命的な欠点があります。
レンジで乾燥させているときに出てきた湯気が致命的に「アレ」なニオイがします。
そして中々に強烈です。
このニオイを家中に充満させてしまい、この後奥様にしこたま怒られました・・・。
乾燥させたらこんな風にちっさくなってしまいました。
乾燥させたアミガサタケは日持ちするので、もうしばらくしたら食べてみたいと思います!
実食!
まずはアミガサタケを一口。
!!!!!
すっげー濃厚。
去年採ったのより更に濃厚です。
昨年のアミガサタケは乾燥気味だったせいかもしれませんが、ホワイトソースに味が全く負けていません。
イメージは濃厚なベーコンです。
キノコというより肉です!
フランス料理に使われるというのも妙に納得しました。
去年は私だけで食べましたが、今年は奥様と息子も食べました。
野食があまり好きではない奥様もまんざらでもなさそうでした。
もちろん息子は喜んで食べてましたよ。
追加でGET
せっかくなので翌週も同じポイントに行ってみると・・・。
さらに追加でGETすることができました。
アミガサタケ追加でゲットしました。今年は豊作だ! pic.twitter.com/VOVEKtUSnC
— もちくす (@mocchixblog) 2020年4月2日
こいつらも乾燥させて後日いただくことにします!
これで7本分のアミガサタケです。
スポンサーリンク
まとめ
アミガサタケは春に生える珍しいキノコです。
素人のキノコ採取は危険なので通常はおススメしませんが、このアミガサタケは独特の風貌でしかも春に生えるのでほぼ間違えることがありません。
シャグマアミガサタケという猛毒キノコがありますが、アミガサタケとは明らかに見た目が違い、脳みそみたいな形状で色もどどめ色なので間違えることはないでしょう。
その辺りをしっかり注意すれば、街中でも生えているキノコですので比較的入手しやすいと思います。
今年はコロナウイルスのせいでなかなか外出はできませんが、散歩中でも発見する可能性も高いので気をつけてみて歩くのも良いかと思います。
にほんブログ村ランキング・人気ブログランキング参加しています!
「いいね」と思ったら↓↓↓クリックお願いします!